チャネルラインの引き方
チャネルラインってどう引くん?
チャネルラインはトレンドラインの機能拡張のラインです。
引き方は非常に簡単。まずはトレンドラインを引きます。
そして、そのトレンドラインを複製して、ローソク足の高値に持っていきます。つまり、トレンドラインと平行のラインを高値に持っていくってことですね。
非常に簡単でしょ?私が使っているtradingviewや皆さんが使っている証券会社のチャートソフトの中には、ワンクリックで平行ラインが作られる機能がある場合も多いので、もし、平行ライン作成の機能があれば、そちらをお使いください。
チャネルラインを引いて何がわかるの?
トレンドラインは上昇トレンド、もしくは下降トレンドに引くことでした。
しかし、その上昇トレンドや下降トレンドも、まっすぐに上昇したり、下降したりすることはなく、上がったり下がったりと波打ちながらトレンドを形成していきます。そのトレンド内の上下する波動のことをノイズといいます。
チャネルラインはそのノイズを観測するのに使います。
上記のチャートは、下降トレンドのチャネルラインで紹介したチャートの続きです。
下降のチャネルラインの真ん中より上で推移しているときは、下降トレンドの勢いが弱い。真ん中より下で推移しているときは勢いが強い。そして、上放れしてくると、下降トレンドンが一旦終了し、またラインの中に戻ってくれば、トレンド復活。下放れしたときは、下降トレンドが新たな局面に入ったかもしれなとして、増し玉に使ったりできます。
よく、チャネルラインを逆張りで使う方がいらっしゃいますが、個人的にはあまりお勧めしません。下降のチャネルラインの下側に近づいたということは、それだけ下降の勢いが強いことを表しますし、上側に近づいたとすれば、勢いが弱ってきていることを表していますので、ラインを簡単に超えることはいくらでも出てきます(上昇トレンドはこれらの逆に考える。)もちろん、ストップロスを設定してする分には、それはそれでいい手法なのでいいと思います。
まとめ
チャネルラインはトレンドラインよりも多くの情報を得ることができます。トレンドラインを引くことに慣れてくればどんどんチャネルラインに挑戦してもらいたいと思います。チャネルラインを引いて、上限、下限を超えてくることが多々出てきますので、その時は新たなチャネルラインを引いて、チャートに複数のチャネルラインを引いていけば、さらにチャートの読解力が上がっていくと思います。